映画を見ていると時にとんでもない題材を取り扱ったものに出くわすこともあります。
メジャーなものであれば、ある程度興行収入も考えますからあまりに突飛なものは少ないのですが、自主制作映画となれば収益を考慮する必要がないだけに、作りたいもの作ったというものも多く、何を伝えたいのかよくわからないものも少なくありません。
それが自主制作映画の魅力ではあるのですが、陥没乳首も手術をしているところは少し衝撃的でした。
自主制作映画で見ました
陥没乳首は文字通り乳首が陥没している症状のことをさすのでしょうが、それがどのような影響があるのか、手術をしなければ行けないものなのかは知りませんでした。
基本的には見栄えの問題なのだろうなという感じがあって、あまりにも極端なケースでは健康面や何かしらの弊害があるのでは位の認識しか持っていなかったのです。
出産をした女性の場合には授乳において悪影響が出そうですから、それなりに問題はあるのかも知れませんが極端ではなければ、やはり見栄えの問題かなぐらいに思っていました。
そのことを自主制作映画の中で取り上げられていて、自分が想像していたとおり授乳に困るからということで手術をするという話の流れになっていたのです。
全体の話の流れから、そのシーンの必要性はよくわからなかったのですが、非常に印象深かったのは紛れもない事実であり、強い印象を与えることを目的としていたのであれば狙い通りではと思わせるシーンでした。
実際の現場を知らないから受けいれるしかなかった
陥没乳首の手術を行うシーンがあったわけですが、普通の手術はもちろんのこと陥没乳首のような症例自体もよくわからないものですと、その演出が医学的に正しいのか間違っているのかは判別をすることができませんでした。
映画作品にするぐらいですから、ある程度は勉強をしているのでしょうが、やはり医師ではない人たちが作ったわけなので、本当にそれがあっているのだろうかと見ていて疑問符が付く部分はないわけではなかったです。
しかし、自分自身も実際の現場を知らないわけですから、正しいのだろうかと疑ったところで正解を知る由もないため、あるがままに受け入れるしかなかったのです。
ある意味誰も知らない題材をワンシーンとして入れるのは賢いやり方かも知れず、わからなければ多少の間違いはあっても、それが気になりませんから選ぶのであれば誰もしらないようなものを選んだほうが、手術の一コマをどうしても入れたいというときには良いのかも知れません。